2008年 02月 27日
新聞記事 |
2/24 山陰中央新報
益田のトンネル掘削土基準値超すヒ素検出 島根県発表
島根県土木部は二十三日、益田市長沢町の国道488号改良工事で建設中の長沢トンネル工事の掘削土から、基準を超えるヒ素が検出された、と発表した。調査した同町の工事現場近くの仮土置き場三ヵ所のうち二ヶ所で土壌汚染防止法の基準値を超え、うち一ヶ所は基準値の約十倍に達した。掘削土はほかに、同市内七ヶ所で工事用盛り土などに利用されており、県は今後、詳しい調査や処理方法を検討する。
ヒ素が見つかったのは、トンネル工事現場近くの匹見川沿いにある仮土置き場。ヒ素含有の恐れがあるとの住民からの通報で、県が調査した三ヵ所のうち二ヶ所で検出。土を浸した水のヒ素含有量を測定する溶出量調査で、一ヶ所は基準値(1リットルあたり0.01ミリグラム以下)の十倍以上の0.119ミリグラムを検出した。
県によると、人体に直ちに影響がある濃度ではなく、住民の健康被害の報告はない、という。
県はトンネル掘削工事を二十三日から中止し、基準値を超えた仮土置き場に立ち入り防止策を設置。他の排出先も含め、周辺住民への開催する一方、専門家の意見を聞き、調査方法や土の処理対策を検討する。
同トンネルは総延長千三十八メートルの掘削が完了。排出土は五万五千六百立方メートル。
益田のトンネル掘削土基準値超すヒ素検出 島根県発表
島根県土木部は二十三日、益田市長沢町の国道488号改良工事で建設中の長沢トンネル工事の掘削土から、基準を超えるヒ素が検出された、と発表した。調査した同町の工事現場近くの仮土置き場三ヵ所のうち二ヶ所で土壌汚染防止法の基準値を超え、うち一ヶ所は基準値の約十倍に達した。掘削土はほかに、同市内七ヶ所で工事用盛り土などに利用されており、県は今後、詳しい調査や処理方法を検討する。
ヒ素が見つかったのは、トンネル工事現場近くの匹見川沿いにある仮土置き場。ヒ素含有の恐れがあるとの住民からの通報で、県が調査した三ヵ所のうち二ヶ所で検出。土を浸した水のヒ素含有量を測定する溶出量調査で、一ヶ所は基準値(1リットルあたり0.01ミリグラム以下)の十倍以上の0.119ミリグラムを検出した。
県によると、人体に直ちに影響がある濃度ではなく、住民の健康被害の報告はない、という。
県はトンネル掘削工事を二十三日から中止し、基準値を超えた仮土置き場に立ち入り防止策を設置。他の排出先も含め、周辺住民への開催する一方、専門家の意見を聞き、調査方法や土の処理対策を検討する。
同トンネルは総延長千三十八メートルの掘削が完了。排出土は五万五千六百立方メートル。
by nakayama-yutaka
| 2008-02-27 16:08
| 砒素騒動
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