2015年 06月 11日
一般質問 |
議会の一般質問の目的とは何か
6月議会で15名の質問が行われた。お別れ議会、議員改選前の条件も具備し、議長を除いて23名中15が質問に立った。しかし、市民が関心を持っている具体な内容について、掘り下げて追及したと思われるような質問は見当たらなかった。
では、議会の一般質問とは何を目的として行われなければならないのか精査必要がある。よって、その目的とはについて考査してみよう。
議会とは市が提出した政策の評価をする場でもある。では「政策評価」とは何か、なぜ必要なのか。
政策評価制度は、「行政機関が行う政策の評価に関する法律」に基づき、各府省が自らその政策の効果を把握・分析して評価を行い、その結果を次の企画立案や実施に役立てることを基本とする制度です。
これまで、政策の決定と実行は重視されてきましたが、その効果の測定と、責任の所在は問われてきませんでした。原因は、「意思決定者=行政」の「無責任体制」にあります。
政策評価には、事前評価と事後評価がある。政策や事業実施中に中間評価することもある。議員が一般質問で取り上げる場合は、年度途中の中間評価といえるでしょう。
事前評価とは何か
政策を作るときや事業を実施する前に、いろんな方向から効果や影響を予測し検討し分析することを「事前評価」という。
議員のかかわることのできる事前評価は、具体的には、「予算書の分析と評価」「条例の制定と改廃」「政策提案するときの自己評価」です。執行部にそれぞれの事業や政策の目的や効果や具体的な数値目標などを訪ねることも、政策の事前評価にあたる。
「決算(事後評価)を次年度予算(事前評価)に生かす」ということが重要です。
では事後評価とは何か
実施した政策や事業の目標は達成できたか、どのようなこうかをもたらしたかを政策評価することを「事後評価」という。
議員がかかわる議会の決算は、予算が適法に正当に使われたかということを「事後評価」するもので、これは同時に政策がきちんと実施されたかを評価することになる。
制定した条例については、実施の効果があるのか、条文どおり正しく運用されているかを、つねに「中間評価」していくことが重要です。
議員改選にあたり、新人議員の誰がどこまで「中間評価」に対する知識を把握しているかを評価することも重要です。先に、改選が行われるたびに新人議員の資質が低下してきていると愚言を述べたが、その根拠によるものです。
議員が仕事に対して厳しい評価をしていることを市職員に伝えズサンな仕事をする職員を変えていくことが必要です。そうなれば業者と結託して違法行為をするなどの破廉恥事件はなくなるでしょう。
市民生活に関係のない選挙目的の一般質問はやめよう
6月議会で15名の質問が行われた。お別れ議会、議員改選前の条件も具備し、議長を除いて23名中15が質問に立った。しかし、市民が関心を持っている具体な内容について、掘り下げて追及したと思われるような質問は見当たらなかった。
では、議会の一般質問とは何を目的として行われなければならないのか精査必要がある。よって、その目的とはについて考査してみよう。
議会とは市が提出した政策の評価をする場でもある。では「政策評価」とは何か、なぜ必要なのか。
政策評価制度は、「行政機関が行う政策の評価に関する法律」に基づき、各府省が自らその政策の効果を把握・分析して評価を行い、その結果を次の企画立案や実施に役立てることを基本とする制度です。
これまで、政策の決定と実行は重視されてきましたが、その効果の測定と、責任の所在は問われてきませんでした。原因は、「意思決定者=行政」の「無責任体制」にあります。
政策評価には、事前評価と事後評価がある。政策や事業実施中に中間評価することもある。議員が一般質問で取り上げる場合は、年度途中の中間評価といえるでしょう。
事前評価とは何か
政策を作るときや事業を実施する前に、いろんな方向から効果や影響を予測し検討し分析することを「事前評価」という。
議員のかかわることのできる事前評価は、具体的には、「予算書の分析と評価」「条例の制定と改廃」「政策提案するときの自己評価」です。執行部にそれぞれの事業や政策の目的や効果や具体的な数値目標などを訪ねることも、政策の事前評価にあたる。
「決算(事後評価)を次年度予算(事前評価)に生かす」ということが重要です。
では事後評価とは何か
実施した政策や事業の目標は達成できたか、どのようなこうかをもたらしたかを政策評価することを「事後評価」という。
議員がかかわる議会の決算は、予算が適法に正当に使われたかということを「事後評価」するもので、これは同時に政策がきちんと実施されたかを評価することになる。
制定した条例については、実施の効果があるのか、条文どおり正しく運用されているかを、つねに「中間評価」していくことが重要です。
議員改選にあたり、新人議員の誰がどこまで「中間評価」に対する知識を把握しているかを評価することも重要です。先に、改選が行われるたびに新人議員の資質が低下してきていると愚言を述べたが、その根拠によるものです。
議員が仕事に対して厳しい評価をしていることを市職員に伝えズサンな仕事をする職員を変えていくことが必要です。そうなれば業者と結託して違法行為をするなどの破廉恥事件はなくなるでしょう。
市民生活に関係のない選挙目的の一般質問はやめよう
by nakayama-yutaka
| 2015-06-11 08:12
| 益田市議会
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