2012年 08月 27日
会派 |
益田市議会々派
「政策会派ますだ未来会議」とは③
少しでも行政内部の仕組みが分かる者なら福原前市長が続投すれば、地域間競争に致命的なハンデを背負うことくらいは理解できていたはずだ。多くのデータがそれを物語っているのだが、票差を見ると多くの市民に益田市の悲惨な現状は理解できていなかったようだ。議員くらいは分かっているかと思ったら、市長候補のどちらを選んだら自分の次の選挙に有利になるかどうかを判断基準にした者がほとんどだった。それには保守も革新系もない。
このような議員の中で、今回最も不可解な動きをしたのが久城、河野両市議だ。元々、山本新市長が議員時代は同じ会派に属して、市長批判を繰り返し、理想を共有していた仲間だ。当然、山本支援に回るだろうと誰もが予想したのだが、その予想は大きく外れた。当初は中立を装っていたが、「山本候補の政策は、以前会派で打ち出したものばかりだ」と、批判とも受けとられかねない発言も聞かれるようになった。
これには伏線がある。福原前市長の愚策を見抜いた市民の間で、次期市長候補擁立の動きがあった。そうした中で、市議の経験もあって、学歴、職歴、年齢ともに市長候補として相応しいと久城議員の名があがってきた。本人もその気があったのだろうが、予期せぬことが起きた。同僚議員の山本新市長が先に手をあげたのだ。
福原前市長も続投を表明し、議員定数の削減について、「議会から提案がなければこちらから出す」、「公務員の給料が高すぎる」と、前回の「職員半減・サービス倍増」と同様に出来そうもない公約をまき散らすが、公務員批判をすれば喜ぶ市民は多い。下手に手を挙げて、負ければ3年間は無役となるし、収入が減るのも痛い。
しかし、もう4年もすればさすがに市民も自分たちの過ちに気付く。腐った果実は自然に落ちる。何も木に登って収穫する危険を冒さなくても、4年我慢すれば自分の時代が来ると読んだのだろう。
山本新市長は東大法学部。学習院卒も高卒や2流・3流大学の多い市議の中では光るが、東大法学部卒の前では影は薄い。同じ志を共有するのが会派の存在理由だ。益田市民の福祉を願う志があれば、表に出ることもないが、同じ会派から手をあげた山本新市長を支援する潔さがあるべきだった。あるいは消すに消せない熱い思いがあるのなら、散華覚悟の出馬を決意すべきではなかったのか。何れにしてもここで底が割れてしまった感がある。
それに追随した河野議員も同様で、議会では度々「人材育成」を取り上げて、執行部批判はするが、ただの一度も政策実現につながるような提案をしたことはない。せいぜい保育園経営者の利益代表の役割程度で終わりだろう。
さらに、三浦、大賀市議は自民党系、久城、河野市議は、民主党系と主義主張も系列政党も違う者が同じ会派で政策会派を組む、味噌と糞の違いが分らぬ市議らに益田市の最高審議機関としての市議会のメンバーと認識できようもない。民主党系市議と認証すれば、正式な民主党市議(和田)が憤慨するが、正式に民主党に入党して和田市議の同胞に加えて貰い3人で民主党会派を立ち上げた方がスッキリするのでは、また、後者2人も不評尻拭い要員の下男働きをする市議で終わるのか、市議会選では同胞議員として叱咤されることは必至だが・・・・。
「政策会派ますだ未来会議」とは③
少しでも行政内部の仕組みが分かる者なら福原前市長が続投すれば、地域間競争に致命的なハンデを背負うことくらいは理解できていたはずだ。多くのデータがそれを物語っているのだが、票差を見ると多くの市民に益田市の悲惨な現状は理解できていなかったようだ。議員くらいは分かっているかと思ったら、市長候補のどちらを選んだら自分の次の選挙に有利になるかどうかを判断基準にした者がほとんどだった。それには保守も革新系もない。
このような議員の中で、今回最も不可解な動きをしたのが久城、河野両市議だ。元々、山本新市長が議員時代は同じ会派に属して、市長批判を繰り返し、理想を共有していた仲間だ。当然、山本支援に回るだろうと誰もが予想したのだが、その予想は大きく外れた。当初は中立を装っていたが、「山本候補の政策は、以前会派で打ち出したものばかりだ」と、批判とも受けとられかねない発言も聞かれるようになった。
これには伏線がある。福原前市長の愚策を見抜いた市民の間で、次期市長候補擁立の動きがあった。そうした中で、市議の経験もあって、学歴、職歴、年齢ともに市長候補として相応しいと久城議員の名があがってきた。本人もその気があったのだろうが、予期せぬことが起きた。同僚議員の山本新市長が先に手をあげたのだ。
福原前市長も続投を表明し、議員定数の削減について、「議会から提案がなければこちらから出す」、「公務員の給料が高すぎる」と、前回の「職員半減・サービス倍増」と同様に出来そうもない公約をまき散らすが、公務員批判をすれば喜ぶ市民は多い。下手に手を挙げて、負ければ3年間は無役となるし、収入が減るのも痛い。
しかし、もう4年もすればさすがに市民も自分たちの過ちに気付く。腐った果実は自然に落ちる。何も木に登って収穫する危険を冒さなくても、4年我慢すれば自分の時代が来ると読んだのだろう。
山本新市長は東大法学部。学習院卒も高卒や2流・3流大学の多い市議の中では光るが、東大法学部卒の前では影は薄い。同じ志を共有するのが会派の存在理由だ。益田市民の福祉を願う志があれば、表に出ることもないが、同じ会派から手をあげた山本新市長を支援する潔さがあるべきだった。あるいは消すに消せない熱い思いがあるのなら、散華覚悟の出馬を決意すべきではなかったのか。何れにしてもここで底が割れてしまった感がある。
それに追随した河野議員も同様で、議会では度々「人材育成」を取り上げて、執行部批判はするが、ただの一度も政策実現につながるような提案をしたことはない。せいぜい保育園経営者の利益代表の役割程度で終わりだろう。
さらに、三浦、大賀市議は自民党系、久城、河野市議は、民主党系と主義主張も系列政党も違う者が同じ会派で政策会派を組む、味噌と糞の違いが分らぬ市議らに益田市の最高審議機関としての市議会のメンバーと認識できようもない。民主党系市議と認証すれば、正式な民主党市議(和田)が憤慨するが、正式に民主党に入党して和田市議の同胞に加えて貰い3人で民主党会派を立ち上げた方がスッキリするのでは、また、後者2人も不評尻拭い要員の下男働きをする市議で終わるのか、市議会選では同胞議員として叱咤されることは必至だが・・・・。
by nakayama-yutaka
| 2012-08-27 00:48
| 益田市議会
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