2012年 07月 21日
直前情報 |
告示、直前情報Ⅱ
《氏名表記は年齢順》
福原=自冶会長、山本=議員 頼みの選挙
市長・市議補選のW選挙の告示は明日に迫った、両選挙の候補者陣営を占ってみた。
福原陣営は市報や市ブログを利用して、市職・市議を牽制して市民の批判票集めをする阿久根市長ばりの選挙を展開すれば、山本陣営は市職労を基盤とする連合と自民系市議らが挙党を組んで支持拡大に奔走、4月時点では俄然優勢だったが選対のメンバー公表時点で下降線を描き終盤になってやっと持ち直した。議員らは個々の後援会名簿を提出し、17人の議員の名簿を合わせれば17,000票に達する。これに市長批判票を加えれば山本優勢との声も聴くが、福原陣営も「議員定数20人にする会」を中心に補欠選挙候補「松本正人」陣営と関係を密にしての物量選挙。が投票にどう影響するかが焦点となろう。
年齢層では、変革を良しとしない高齢者は福原支持、中年層は経済振興に市政の変革を望み山本支持、若者層は政治に関心が薄く浮動票が多く優劣が見え難い。
市議補欠選挙は、僻地で知名度の薄い松本、斉藤両候補に比べ共産党の元市議の下寺共子候補が一歩リードの状況。何と言っても先の県議選で6千票近く追い上げた実績は重い。今回の相手では戦いになるまい。
しかし、前半で優勢だった松本票が下寺に流れれば斉藤も線上に並ぶ、下寺の出遅れが気になるところだが市議5期の実績と選挙の取り組みは安定している。
市長選に戻る。福原陣営の取り組みは前回ほどの盛り上がりは見えないとしても、野村、大久保、大畑、大賀、梅谷、弥重市議が支持。更に、自民党で文政会(中島県議を支持する)の久城、河野が支持に回った。
今回の市長選で不可解な行動は、久城、河野両市議である。久城市議は右田明元市議長(自民党益田支部長)の後継者として市議に、河野市議は前後援会会長は社民党の故下岡勝。いずれも山本支持と見られていたが蓋を開けたら現職市長支持、あれだけ市議会では福原市長批判の先鋒議員だったが、今では借りてきた猫以上に態度を急変、絵に描いた餅だ。只ただ平谷昭民主党県議の御用人である。同県議は連合推薦で県議の席を享受してもらったが、連合推薦の市長候補には背を向け右と左の思想を使い分ける達人でもある。
国会も解散が近づき総選挙となれば、文政会も久城、河野両市議を除名せずには置けまい。平谷昭県議が支持する民主党候補に両市議が公然として支持する様では政治家としての節操が問われる。
このような不文律が今回の市長選挙の動向が更に見え難いものにしている。
福原=自冶会長、山本=議員 頼みの選挙
市長・市議補選のW選挙の告示は明日に迫った、両選挙の候補者陣営を占ってみた。
福原陣営は市報や市ブログを利用して、市職・市議を牽制して市民の批判票集めをする阿久根市長ばりの選挙を展開すれば、山本陣営は市職労を基盤とする連合と自民系市議らが挙党を組んで支持拡大に奔走、4月時点では俄然優勢だったが選対のメンバー公表時点で下降線を描き終盤になってやっと持ち直した。議員らは個々の後援会名簿を提出し、17人の議員の名簿を合わせれば17,000票に達する。これに市長批判票を加えれば山本優勢との声も聴くが、福原陣営も「議員定数20人にする会」を中心に補欠選挙候補「松本正人」陣営と関係を密にしての物量選挙。が投票にどう影響するかが焦点となろう。
年齢層では、変革を良しとしない高齢者は福原支持、中年層は経済振興に市政の変革を望み山本支持、若者層は政治に関心が薄く浮動票が多く優劣が見え難い。
市議補欠選挙は、僻地で知名度の薄い松本、斉藤両候補に比べ共産党の元市議の下寺共子候補が一歩リードの状況。何と言っても先の県議選で6千票近く追い上げた実績は重い。今回の相手では戦いになるまい。
しかし、前半で優勢だった松本票が下寺に流れれば斉藤も線上に並ぶ、下寺の出遅れが気になるところだが市議5期の実績と選挙の取り組みは安定している。
市長選に戻る。福原陣営の取り組みは前回ほどの盛り上がりは見えないとしても、野村、大久保、大畑、大賀、梅谷、弥重市議が支持。更に、自民党で文政会(中島県議を支持する)の久城、河野が支持に回った。
今回の市長選で不可解な行動は、久城、河野両市議である。久城市議は右田明元市議長(自民党益田支部長)の後継者として市議に、河野市議は前後援会会長は社民党の故下岡勝。いずれも山本支持と見られていたが蓋を開けたら現職市長支持、あれだけ市議会では福原市長批判の先鋒議員だったが、今では借りてきた猫以上に態度を急変、絵に描いた餅だ。只ただ平谷昭民主党県議の御用人である。同県議は連合推薦で県議の席を享受してもらったが、連合推薦の市長候補には背を向け右と左の思想を使い分ける達人でもある。
国会も解散が近づき総選挙となれば、文政会も久城、河野両市議を除名せずには置けまい。平谷昭県議が支持する民主党候補に両市議が公然として支持する様では政治家としての節操が問われる。
このような不文律が今回の市長選挙の動向が更に見え難いものにしている。
by nakayama-yutaka
| 2012-07-21 10:36
| 市長選挙
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