2011年 08月 26日
福原市長の危険思想 |
福原市長次期出馬取りやめ国政出馬模索か
最近の福原益田市長のブログをみたり、市議選告示後の動向を集約すると、市長は来年夏の市長選の事前運動か思いきや、出馬の意向は感じられない。これだけ議会と市職労を愚弄すれば市議のほぼ全員が反市長派陣営に参画するだろう。いまのところはっきりした候補がいないが、噂の線上の候補は2-3人はいる。
では、国政に参画したい意向を、市長選に当選した直後に支援者に漏らしている。だが、島根県からの出馬はどの政党にも空きはない。考えられることは、「松下塾」の組織に嘆願し、関西地区からの出馬を模索するぐらいだ。その為にブログを利用しての「売名アピール」としたら納得できる。
市長は、市職員の定員半減を公約に掲げ当選したものの、実行しようとしても市職労との労働協約が締結されており、提案すらできない状態だ。
市職労と締結している職員の労働条件については、「市職労と協議決定のうえ実施する」という文言だ。この文言を解釈すると市職労と協議・話し合い・交渉したのち、市職労の同意があれば実施されるというものだ。この「決定のうえ」という言葉の意味は重い。要するに、市長がいくら提案しても市職労の承認がなければ強行はできない。
強行すれば不当労働行為として島根県労働委員会に提訴され市長は敗訴し、責任を問われる。良くても市職労の言い分を8割方提示した和解協定を、県労委の和解案として受託したもので終わる。
議会は、「市職労との和解協定の内容を提示しろ」と要求しても、議会に提示すれば市民にも公表した事になり、こんな無様の労使交渉、労使対策を叱咤されるのは明白である。
そこで考え付いた福原市長の愚策は、議会と市職労を喧嘩させる、議会に市職労を介入させようとするものである。
「現状では議員としての役割を果たされている方は「5名もいない」というのが実感です。」など、議会議員にも挑戦的な態度を繰り返している。
議会は市執行の最終決議決定機関である、当然市職労の違法労働争議と交渉をチェックすべきだ。今までの市長の時代に何をしていたのか。議会は無能集団でそれを選んだ有権者はまだ悪い。特に共産党、社民党議員は市に協力態勢が無い。しかし、民主党の平谷昭(県議)議員は、議会運営委員長時代に、議会開催までに市が提案する事案説明を「市長の出席なくして行う」という市長提案を平谷議員の高邁な見識により実施できた。と民主党は論外の評価をしている。
平谷議員は、この市長提案を通すために水面下で奔走している。ダイワボウの売店で「パン」を販売させてやる。下請けに使ってやる。飲みにつれて行ってやる。議会議員の在り様を享受してやる。選挙時には応援してやる。多様な度量で議員を束ね市長に協力してきた。そのお返しが特定市議候補の選挙違反紛いの市長とお手てつないでの応援弁士である。
議会を利用しての市職労介入であるが、議会には市職労に介入する権限はない。労使交渉担当者とは管理者と従業者であって、議員は市の管理者ではない。労使交渉は管理運営権は市長の権限であるが、それとて労働条件が付帯するものは、全て交渉事案である。労働三法「労働基準法(労基法)、労働組合法(労組法) 労働関係調整法(労調法)」は昭和24年占領軍により制定されたもので、未だに一度の基本改正は行われていない。過酷労働から従事者を民主的に擁護するために制定された法律で、制定された時には、まだ生まれていなかった福原市長には大学の授業だけで、社会での体験も経験も無いのだから仕方が無いとしても、行きすぎな市政は市民が迷惑をするだけだ。
あっさり、「職員半減・サービス倍増」公約は、民主党のマニフェストと同じで出来ません。小泉首相のように公約は膏薬だ、と開き直って兵庫県の方の国政に出馬した方が益田市発展に貢献することになろう。市議も引退することで益田市に貢献した者も少なくない。老婆心ながら御意見芳情します。
次回は、市長の言う「志の高い候補」軒並み苦戦
最近の福原益田市長のブログをみたり、市議選告示後の動向を集約すると、市長は来年夏の市長選の事前運動か思いきや、出馬の意向は感じられない。これだけ議会と市職労を愚弄すれば市議のほぼ全員が反市長派陣営に参画するだろう。いまのところはっきりした候補がいないが、噂の線上の候補は2-3人はいる。
では、国政に参画したい意向を、市長選に当選した直後に支援者に漏らしている。だが、島根県からの出馬はどの政党にも空きはない。考えられることは、「松下塾」の組織に嘆願し、関西地区からの出馬を模索するぐらいだ。その為にブログを利用しての「売名アピール」としたら納得できる。
市長は、市職員の定員半減を公約に掲げ当選したものの、実行しようとしても市職労との労働協約が締結されており、提案すらできない状態だ。
市職労と締結している職員の労働条件については、「市職労と協議決定のうえ実施する」という文言だ。この文言を解釈すると市職労と協議・話し合い・交渉したのち、市職労の同意があれば実施されるというものだ。この「決定のうえ」という言葉の意味は重い。要するに、市長がいくら提案しても市職労の承認がなければ強行はできない。
強行すれば不当労働行為として島根県労働委員会に提訴され市長は敗訴し、責任を問われる。良くても市職労の言い分を8割方提示した和解協定を、県労委の和解案として受託したもので終わる。
議会は、「市職労との和解協定の内容を提示しろ」と要求しても、議会に提示すれば市民にも公表した事になり、こんな無様の労使交渉、労使対策を叱咤されるのは明白である。
そこで考え付いた福原市長の愚策は、議会と市職労を喧嘩させる、議会に市職労を介入させようとするものである。
「現状では議員としての役割を果たされている方は「5名もいない」というのが実感です。」など、議会議員にも挑戦的な態度を繰り返している。
議会は市執行の最終決議決定機関である、当然市職労の違法労働争議と交渉をチェックすべきだ。今までの市長の時代に何をしていたのか。議会は無能集団でそれを選んだ有権者はまだ悪い。特に共産党、社民党議員は市に協力態勢が無い。しかし、民主党の平谷昭(県議)議員は、議会運営委員長時代に、議会開催までに市が提案する事案説明を「市長の出席なくして行う」という市長提案を平谷議員の高邁な見識により実施できた。と民主党は論外の評価をしている。
平谷議員は、この市長提案を通すために水面下で奔走している。ダイワボウの売店で「パン」を販売させてやる。下請けに使ってやる。飲みにつれて行ってやる。議会議員の在り様を享受してやる。選挙時には応援してやる。多様な度量で議員を束ね市長に協力してきた。そのお返しが特定市議候補の選挙違反紛いの市長とお手てつないでの応援弁士である。
議会を利用しての市職労介入であるが、議会には市職労に介入する権限はない。労使交渉担当者とは管理者と従業者であって、議員は市の管理者ではない。労使交渉は管理運営権は市長の権限であるが、それとて労働条件が付帯するものは、全て交渉事案である。労働三法「労働基準法(労基法)、労働組合法(労組法) 労働関係調整法(労調法)」は昭和24年占領軍により制定されたもので、未だに一度の基本改正は行われていない。過酷労働から従事者を民主的に擁護するために制定された法律で、制定された時には、まだ生まれていなかった福原市長には大学の授業だけで、社会での体験も経験も無いのだから仕方が無いとしても、行きすぎな市政は市民が迷惑をするだけだ。
あっさり、「職員半減・サービス倍増」公約は、民主党のマニフェストと同じで出来ません。小泉首相のように公約は膏薬だ、と開き直って兵庫県の方の国政に出馬した方が益田市発展に貢献することになろう。市議も引退することで益田市に貢献した者も少なくない。老婆心ながら御意見芳情します。
次回は、市長の言う「志の高い候補」軒並み苦戦
by nakayama-yutaka
| 2011-08-26 08:40
| 益田市政
|
Comments(0)