2011年 08月 10日
益田市議選告示まであと11日 |
「骨肉の争い」溝口知事3兄弟
「泣いて馬謖を斬る」小河会長
写真左から、溝口善兵衛・島根県知事、小河二郎・Mランド会長、溝口武男・コガワ計画専務
市議選支援に三男・桃之助氏も帰郷、大物続々投入
自民党市議団は来期の知事選を懸念
コガワ計画専務・溝口武男氏がMランドの社員「大畑一美」予定候補の後援会長に就任した事は先述のとおりだ。溝口善兵衛・島根県知事と同年という間柄で同知事の信望が厚いと自負する渋谷勝市議に対し、保守系の益田市議団は、「我々は知事選の折、益田市出身ということで資金カンパまでして献身的に支援してきた。その実兄の溝口武男氏は大畑氏の後援会長、実弟の桃之助氏も千葉県市川市から帰郷して、弥重節子予定候補の支援をしている。特定候補を支援することは節操がないではないか」と渋谷氏を煽り、自民党議員団の最高顧問である元県議会議長の宮隅氏に具申させた。
そして宮隅氏は、溝口武男氏にその旨を伝えたところ、同氏は「小河会長の命であれば、いたしかたない」と対応したとのことである。小河会長の経営手腕は知る人ぞ知る。社是は、企業の躍進のために忠誠を約す者は抜擢し、市議でも副市長にでも押し上げる。会社方針に背く者は、例え我子たりとて勘当する。冷却無比な諸葛孔明の「泣いて馬謖を斬る」心境を会得した経営理念は特出した人生年輪の糧を醸す。しかし、諸葛孔明は、馬謖を斬殺した後、急に老けて精彩を欠き国は滅びた。
県議長を務めた宮隅氏であっても、益田財界の長老・小河会長にしてみれば舎弟扱い。文句を言う筋ではないということだ。同氏は92歳の翁であるが、毅然とし矍鑠 ( かくしゃく )としている。例え、渋谷氏が次期市議長を匂わして具申しても、長老からすれば30歳近くも違う若輩扱いである。今も早朝7時前には会社に出勤しフロント周りを清掃され元気溌剌の現役オーナーである。
桐田晴喜・元県議長を失った益田市で財政界の第一人者として君臨。福原益田市長に至っては、孫扱いである。「慎ちゃん、がんばれや」の一言で、給食センターの指定管理者に指名される。益田市議会議員が束になってかかっていっても、鼻であしらわれるだけだ。そんな議員は20人いても多い税金の無駄使いだ。だから定数削減をさせる。という筋書きであろう。
弥重氏も大したものだ、定数削減に本気で取り組んでいると、長老にお墨付きを頂いたのだろうか。知事の実弟「溝口桃之助氏」まで同行しての選挙運動は、今まで大物財界人が見向きもしなかった美都町に異変が起きたと地元現職候補らは戦々恐々としている。美都から100票もあるまいと弥重氏を誹謗していたが、告示になったら溝口知事も美都入りするかもしれない、そうなれば美都から500票も持っていかれては、現職2名とも苦戦は必至、久々の異変に美都は慄いている。されど、山根氏は町長選、佐々木氏は県議選としゅら場を経験しているが小河兄弟が加担するとは寝耳に水の感であろう。佐々木氏は国民新党から自民党に鞍替えして知事選を支援しただけにその思いは強いものがあろう。
まだまだある。弥重氏は美都の大手建設業者「㈱ヨネダ」の支援を受け社長自ら弥重氏の実姉と同伴で、益田市中の関連業者を選挙運動で徘徊している。選挙にかけては「大畑建設」より上手だと評価するものもいる。いくら大畑建設でも社長自ら特定候補「大賀満成」予定候補の手を引いて、下請け業者に紹介して回ることはできないだろう。せめて、同社の部長を選挙事務所に、はべらして「宮内市議」や「中島宮司の弟」を事務所から追放するぐらいしかできないだろう。
「泣いて馬謖を斬る」「溝口兄弟の骨肉の闘い」と有権者が揶揄しても、次の知事選はその時の風が吹く、差し詰め来年の市長選が無風であれば益田市は安泰だと長老が吹き上げれば、「慎ちゃん支援・婦人部隊」は脇目も振らずに、弥重氏支持に動くかもしれない。
前回は、保育料削減をスローガンにトップ当選した「河野市議」だったが、過去4年間に保育料が削減されたという記録はない。今回できなかったから次の任期中にとは言えまい。有権者はイケメン候補から美都開発候補に乗り換えるのだろうか。
「泣いて馬謖を斬る」小河会長
写真左から、溝口善兵衛・島根県知事、小河二郎・Mランド会長、溝口武男・コガワ計画専務
市議選支援に三男・桃之助氏も帰郷、大物続々投入
自民党市議団は来期の知事選を懸念
コガワ計画専務・溝口武男氏がMランドの社員「大畑一美」予定候補の後援会長に就任した事は先述のとおりだ。溝口善兵衛・島根県知事と同年という間柄で同知事の信望が厚いと自負する渋谷勝市議に対し、保守系の益田市議団は、「我々は知事選の折、益田市出身ということで資金カンパまでして献身的に支援してきた。その実兄の溝口武男氏は大畑氏の後援会長、実弟の桃之助氏も千葉県市川市から帰郷して、弥重節子予定候補の支援をしている。特定候補を支援することは節操がないではないか」と渋谷氏を煽り、自民党議員団の最高顧問である元県議会議長の宮隅氏に具申させた。
そして宮隅氏は、溝口武男氏にその旨を伝えたところ、同氏は「小河会長の命であれば、いたしかたない」と対応したとのことである。小河会長の経営手腕は知る人ぞ知る。社是は、企業の躍進のために忠誠を約す者は抜擢し、市議でも副市長にでも押し上げる。会社方針に背く者は、例え我子たりとて勘当する。冷却無比な諸葛孔明の「泣いて馬謖を斬る」心境を会得した経営理念は特出した人生年輪の糧を醸す。しかし、諸葛孔明は、馬謖を斬殺した後、急に老けて精彩を欠き国は滅びた。
県議長を務めた宮隅氏であっても、益田財界の長老・小河会長にしてみれば舎弟扱い。文句を言う筋ではないということだ。同氏は92歳の翁であるが、毅然とし矍鑠 ( かくしゃく )としている。例え、渋谷氏が次期市議長を匂わして具申しても、長老からすれば30歳近くも違う若輩扱いである。今も早朝7時前には会社に出勤しフロント周りを清掃され元気溌剌の現役オーナーである。
桐田晴喜・元県議長を失った益田市で財政界の第一人者として君臨。福原益田市長に至っては、孫扱いである。「慎ちゃん、がんばれや」の一言で、給食センターの指定管理者に指名される。益田市議会議員が束になってかかっていっても、鼻であしらわれるだけだ。そんな議員は20人いても多い税金の無駄使いだ。だから定数削減をさせる。という筋書きであろう。
弥重氏も大したものだ、定数削減に本気で取り組んでいると、長老にお墨付きを頂いたのだろうか。知事の実弟「溝口桃之助氏」まで同行しての選挙運動は、今まで大物財界人が見向きもしなかった美都町に異変が起きたと地元現職候補らは戦々恐々としている。美都から100票もあるまいと弥重氏を誹謗していたが、告示になったら溝口知事も美都入りするかもしれない、そうなれば美都から500票も持っていかれては、現職2名とも苦戦は必至、久々の異変に美都は慄いている。されど、山根氏は町長選、佐々木氏は県議選としゅら場を経験しているが小河兄弟が加担するとは寝耳に水の感であろう。佐々木氏は国民新党から自民党に鞍替えして知事選を支援しただけにその思いは強いものがあろう。
まだまだある。弥重氏は美都の大手建設業者「㈱ヨネダ」の支援を受け社長自ら弥重氏の実姉と同伴で、益田市中の関連業者を選挙運動で徘徊している。選挙にかけては「大畑建設」より上手だと評価するものもいる。いくら大畑建設でも社長自ら特定候補「大賀満成」予定候補の手を引いて、下請け業者に紹介して回ることはできないだろう。せめて、同社の部長を選挙事務所に、はべらして「宮内市議」や「中島宮司の弟」を事務所から追放するぐらいしかできないだろう。
「泣いて馬謖を斬る」「溝口兄弟の骨肉の闘い」と有権者が揶揄しても、次の知事選はその時の風が吹く、差し詰め来年の市長選が無風であれば益田市は安泰だと長老が吹き上げれば、「慎ちゃん支援・婦人部隊」は脇目も振らずに、弥重氏支持に動くかもしれない。
前回は、保育料削減をスローガンにトップ当選した「河野市議」だったが、過去4年間に保育料が削減されたという記録はない。今回できなかったから次の任期中にとは言えまい。有権者はイケメン候補から美都開発候補に乗り換えるのだろうか。
by nakayama-yutaka
| 2011-08-10 00:07
| 益田市議会
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