2011年 07月 12日
市議選告示まで40日 |
民主/社民の思惑
和田氏(民主党)の出馬で揺れる市民クラブ(社民党)
連合島根は、島根県内の労働組合、31,000人を組織する、県内最大の労働組合組織。連合島根には、県内の35の産業別組織が加盟し、県内の4地域(松江隠岐、出雲、雲南、西部)に地域協議会と7つ(松江、隠岐、大田、江津、浜田、邑智、益田)の地区会議がある。
連合島根の会長は、矢倉淳氏(松江市)、出身産別は電力総連で、西部地区は同県連事務局長・岩田学氏が統括する。主な産別は《電力総連、自治労、JA山陰、ゼンセン同盟、JP労組(日本郵政関連グループ)、電機連合、自動車総連、県農団労、情報労連、運輸労連、交通労連、JR連合、国交総連、県高教組、石見交通労組》が支援している。益田地区会議組織組合員は 1000人弱とみられる。
平谷票に纏わる8人のサムライ
自治労は、山根市議、福原市議が同労組のOBで、石見交通労組は、以前下岡氏の出身労組であったが、同氏が前回河野市議の後援会長を務め社民党か民主党に加入するものとみられ支援していたが、結果として所属不明。下岡氏は高齢と病気療養中で今回は松原市議一本で支援する模様だ。
県高教組は、和田氏が事務長を務めていた労組で支援は当然。ゼンセン同盟は、民主党の平谷氏が束ねていた旧大和紡績の労組で和田氏を支援。JP労組は、国民新党を支持、連立内閣の関係で民主党の和田氏の支持となりそうで、国民新党の大畑茂三郎市議の支援も計算している可能性もある。
しかし、同氏の地盤、中島、大塚地区は亦賀喜義氏が自民党時代に築いた地盤を継続したもので、国民新党支持は薄く、大畑茂三郎市議個人の地域支持票である。
益田地区の労組票は、現職社民党3者が票を分けている。しかし、単組の強い所を割り当てられた者が上位当選に恵まれ、弱い単組支持は不利になる。具体的には石見交通労組、自治労は社民党系で強い。ゼンセン同盟は民主党系で強いが、他の産別労組は自民他いろんな政党が食い込んでいて当てにはならないところがある。特にJA山陰労組などは、JAいわみOBの保守系候補を支持する者が大半を占める。
前回の得票数は、松原市議1100票、山根市議1046票、福原市議950票と、ほぼ同じような得票値であった。平谷氏の票田だけで和田氏が当確集票することは出来ず状況は違う。ゼンセン同盟労組と和田氏との関係は平谷氏ほど近くない。その分だけ他の単組の食い込みに奔走しなければならない。逆に平谷氏票を目論んでまとわりつく候補もいる。(例えば、使い走り役の河野市議、市長候補とおだてられていた久城市議、県議選で貸しを作った山根市議、定数問題で同調した野村市議、大久保市議などの保守系議員)
益田地区会議組織組合員1000人足らずを4人で分けると250人で家族票を加えても当確票の6割程度で、あとは個人票の積み上げが左右されることになる。
平谷氏を県議に押し上げて平谷票を市民クラブ市議で分け合えると目論んでいたが、和田氏の出馬で状況は一変し危機感さえ押し寄せ、当選すれば「お手てつないで鳩ぽっぽ」だが、選挙戦は候補全員が敵である。
「よくする会」を傍目で眺め冷笑していた「市民クラブ」市議であったが、火の粉が隣の家まで来た感がする。これらが革新系市議の近況であるが、また市長におちょくられないように、お里は知れているのだから「市民クラブ」という偽看板は掛け替えたらどうか。
和田氏(民主党)の出馬で揺れる市民クラブ(社民党)
連合島根は、島根県内の労働組合、31,000人を組織する、県内最大の労働組合組織。連合島根には、県内の35の産業別組織が加盟し、県内の4地域(松江隠岐、出雲、雲南、西部)に地域協議会と7つ(松江、隠岐、大田、江津、浜田、邑智、益田)の地区会議がある。
連合島根の会長は、矢倉淳氏(松江市)、出身産別は電力総連で、西部地区は同県連事務局長・岩田学氏が統括する。主な産別は《電力総連、自治労、JA山陰、ゼンセン同盟、JP労組(日本郵政関連グループ)、電機連合、自動車総連、県農団労、情報労連、運輸労連、交通労連、JR連合、国交総連、県高教組、石見交通労組》が支援している。益田地区会議組織組合員は 1000人弱とみられる。
平谷票に纏わる8人のサムライ
自治労は、山根市議、福原市議が同労組のOBで、石見交通労組は、以前下岡氏の出身労組であったが、同氏が前回河野市議の後援会長を務め社民党か民主党に加入するものとみられ支援していたが、結果として所属不明。下岡氏は高齢と病気療養中で今回は松原市議一本で支援する模様だ。
県高教組は、和田氏が事務長を務めていた労組で支援は当然。ゼンセン同盟は、民主党の平谷氏が束ねていた旧大和紡績の労組で和田氏を支援。JP労組は、国民新党を支持、連立内閣の関係で民主党の和田氏の支持となりそうで、国民新党の大畑茂三郎市議の支援も計算している可能性もある。
しかし、同氏の地盤、中島、大塚地区は亦賀喜義氏が自民党時代に築いた地盤を継続したもので、国民新党支持は薄く、大畑茂三郎市議個人の地域支持票である。
益田地区の労組票は、現職社民党3者が票を分けている。しかし、単組の強い所を割り当てられた者が上位当選に恵まれ、弱い単組支持は不利になる。具体的には石見交通労組、自治労は社民党系で強い。ゼンセン同盟は民主党系で強いが、他の産別労組は自民他いろんな政党が食い込んでいて当てにはならないところがある。特にJA山陰労組などは、JAいわみOBの保守系候補を支持する者が大半を占める。
前回の得票数は、松原市議1100票、山根市議1046票、福原市議950票と、ほぼ同じような得票値であった。平谷氏の票田だけで和田氏が当確集票することは出来ず状況は違う。ゼンセン同盟労組と和田氏との関係は平谷氏ほど近くない。その分だけ他の単組の食い込みに奔走しなければならない。逆に平谷氏票を目論んでまとわりつく候補もいる。(例えば、使い走り役の河野市議、市長候補とおだてられていた久城市議、県議選で貸しを作った山根市議、定数問題で同調した野村市議、大久保市議などの保守系議員)
益田地区会議組織組合員1000人足らずを4人で分けると250人で家族票を加えても当確票の6割程度で、あとは個人票の積み上げが左右されることになる。
平谷氏を県議に押し上げて平谷票を市民クラブ市議で分け合えると目論んでいたが、和田氏の出馬で状況は一変し危機感さえ押し寄せ、当選すれば「お手てつないで鳩ぽっぽ」だが、選挙戦は候補全員が敵である。
「よくする会」を傍目で眺め冷笑していた「市民クラブ」市議であったが、火の粉が隣の家まで来た感がする。これらが革新系市議の近況であるが、また市長におちょくられないように、お里は知れているのだから「市民クラブ」という偽看板は掛け替えたらどうか。
by nakayama-yutaka
| 2011-07-12 08:47
| 益田市議会
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