2013年 09月 20日
杜撰工事 |
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杜撰工事の顛末
続々入る専門家の情報!
この記事のコメント
◇発注ミスはありえないでしょう。恐らく仮ベンチの高さを取り違えて測量したんでしょう。工事途中で発注者が中間検査か立会して確認したはずですが見落としたのでしょう。もしかしたら竣工検査でも見落としたか?ただ、いずれにしろ間違えた構造物に合わせて本線道路の計画変更は前代未聞でしょう。施工業者が支持政党へ泣きついたのでは?その内に業界雑誌で取り上げられると思うので経緯を見てみたいと思います。
元土建屋 10/07/25
◇7月13日に対応の検討を指示し16日に回答をしてますがわずか3~4日ですよー。驚きです。日本中の土木技術者必見ですね。情報公開請求してでも検討報告書を入手するコンサル続出ですよ。この種の施工ミスは以前にも他所であった記憶があるので対処方法を調べてみます。
◇面白い情報をお知らせしますね。「県道改良工事で橋台が数cm低く施工されたケースでは、コンクリはつり取りを行い計画高までコンクリートを打ち直した。」 発注者により対応が異なるのはナゼ?
◇「橋台・橋脚の基準高の規格値は計画高の±20mmですので38cmは桁違いの数値です。規格値というのは、いわゆる設計値のことです。施工はこれを目的として測量と施工を行うのです。
規格値を外れたものは不良品となるので発注者は引き取りを行うことは出来ないはずです。なぜならば規格値を満たした構造物を作るために、測量費などの諸経費を請負者に支払っているからです。
また、今回の場合には38cm低いということは38cm分床掘りが深くなっているはずです。
深さ38cm分の床掘りについて不要な施工を行い、発注者はその費用を施工業者へ支払っているとすれば、不当な支出が行われたということです。今回の場合、適正に行われていない測量作業費と不要な掘削にかかる費用が過大な支出と思われます。
また、管理が未熟と思われるので躯体の配筋の錯誤の有無や躯体コンクリートのひび割れの処理や平面位置についても確認を行うべき。」知人A談でした。
◇要約すると「なすべきことがなされておらず、高さ以外でもマズイことがあるんでないの?必要なことがやってないのに金を払っていて、その上に不要なことに金を払っている。」ってことです。 近年、土木業界では経営者が自死を選んだり、従業員が解雇され生活がままならなくなったなどの悲惨なケースが多数あります。今回のほかにも浜田市内の工事では暗渠配水管の施工不良などのケースが私的調査で明らかになっております。私自身も他社の隣接工事での不良施工の対策で困惑した経験があります。
◇今回の施工業者の経営陣のビッグマウスぶりも知っています。不良施工のままで工事が進められるのであれば、御社だけでなく支持政党の関与も噂されていますので御社だけでなく支持政党も同じ穴のムジナと目されるのは本意でしょうか?(○○新党じゃなく○○旧党でしょ。旧保守のゼニ集め・票集めの手法と変わりなし。)技術者の良心に従い補修工事を早速実施して、プライドを見せ付けてやろうという気概はないのでしょうか?
◇誤魔化しや天の声に頼ることは、先人達が築き上げてきた土木工事の聖なる精神を踏みにじり、血肉を捧げてきた作業員の尊い努力を無にすることと同義と思います。 経営者の方のおかれましては、福祉施設経営と同様に最低限の品質で良いので公共工事の品質確保に多少なりとも腐心のほどを御願いいたします。今回のケースは御社のISO認証機関を含め各工程ごとの照査手法の再確認を行い、その結果を公表されることをお勧めします。(ISO認証機関自体の能力?)
◆元土建屋さんコメントをいただきありがとございます。ご指摘の通り、前代未聞の始末でしょうが、正直なところ、単なる施工業者のミスとも思えません。本紙が特集した「砒素隠蔽」も官民ぐるみだったことが明らかになっています。元土建屋さんであれば、最近の発注者の著しい能力低下はよくご存じのことと思います。
これに類似した施工ミスは新潟の三条市で起きた「荒氏側橋上部工工事」でしょう。二つの橋脚の間の高さが設計より23センチ低いことが判明し、長期間工事が中断した経緯があります。
また、その他にも橋梁の施工ミス(設計ミスも含めて)に関する事件はかなりあります。国交省も、橋梁に関するトラブルがあまりに多いので、今年になって防止策の検討に入ったばかりなのに、早速この体たらくですから、ともあれ官民どちらのミスにせよ、このままでは済まないでしょう。
杜撰工事の顛末
続々入る専門家の情報!
この記事のコメント
◇発注ミスはありえないでしょう。恐らく仮ベンチの高さを取り違えて測量したんでしょう。工事途中で発注者が中間検査か立会して確認したはずですが見落としたのでしょう。もしかしたら竣工検査でも見落としたか?ただ、いずれにしろ間違えた構造物に合わせて本線道路の計画変更は前代未聞でしょう。施工業者が支持政党へ泣きついたのでは?その内に業界雑誌で取り上げられると思うので経緯を見てみたいと思います。
元土建屋 10/07/25
◇7月13日に対応の検討を指示し16日に回答をしてますがわずか3~4日ですよー。驚きです。日本中の土木技術者必見ですね。情報公開請求してでも検討報告書を入手するコンサル続出ですよ。この種の施工ミスは以前にも他所であった記憶があるので対処方法を調べてみます。
◇面白い情報をお知らせしますね。「県道改良工事で橋台が数cm低く施工されたケースでは、コンクリはつり取りを行い計画高までコンクリートを打ち直した。」 発注者により対応が異なるのはナゼ?
◇「橋台・橋脚の基準高の規格値は計画高の±20mmですので38cmは桁違いの数値です。規格値というのは、いわゆる設計値のことです。施工はこれを目的として測量と施工を行うのです。
規格値を外れたものは不良品となるので発注者は引き取りを行うことは出来ないはずです。なぜならば規格値を満たした構造物を作るために、測量費などの諸経費を請負者に支払っているからです。
また、今回の場合には38cm低いということは38cm分床掘りが深くなっているはずです。
深さ38cm分の床掘りについて不要な施工を行い、発注者はその費用を施工業者へ支払っているとすれば、不当な支出が行われたということです。今回の場合、適正に行われていない測量作業費と不要な掘削にかかる費用が過大な支出と思われます。
また、管理が未熟と思われるので躯体の配筋の錯誤の有無や躯体コンクリートのひび割れの処理や平面位置についても確認を行うべき。」知人A談でした。
◇要約すると「なすべきことがなされておらず、高さ以外でもマズイことがあるんでないの?必要なことがやってないのに金を払っていて、その上に不要なことに金を払っている。」ってことです。 近年、土木業界では経営者が自死を選んだり、従業員が解雇され生活がままならなくなったなどの悲惨なケースが多数あります。今回のほかにも浜田市内の工事では暗渠配水管の施工不良などのケースが私的調査で明らかになっております。私自身も他社の隣接工事での不良施工の対策で困惑した経験があります。
◇今回の施工業者の経営陣のビッグマウスぶりも知っています。不良施工のままで工事が進められるのであれば、御社だけでなく支持政党の関与も噂されていますので御社だけでなく支持政党も同じ穴のムジナと目されるのは本意でしょうか?(○○新党じゃなく○○旧党でしょ。旧保守のゼニ集め・票集めの手法と変わりなし。)技術者の良心に従い補修工事を早速実施して、プライドを見せ付けてやろうという気概はないのでしょうか?
◇誤魔化しや天の声に頼ることは、先人達が築き上げてきた土木工事の聖なる精神を踏みにじり、血肉を捧げてきた作業員の尊い努力を無にすることと同義と思います。 経営者の方のおかれましては、福祉施設経営と同様に最低限の品質で良いので公共工事の品質確保に多少なりとも腐心のほどを御願いいたします。今回のケースは御社のISO認証機関を含め各工程ごとの照査手法の再確認を行い、その結果を公表されることをお勧めします。(ISO認証機関自体の能力?)
◆元土建屋さんコメントをいただきありがとございます。ご指摘の通り、前代未聞の始末でしょうが、正直なところ、単なる施工業者のミスとも思えません。本紙が特集した「砒素隠蔽」も官民ぐるみだったことが明らかになっています。元土建屋さんであれば、最近の発注者の著しい能力低下はよくご存じのことと思います。
これに類似した施工ミスは新潟の三条市で起きた「荒氏側橋上部工工事」でしょう。二つの橋脚の間の高さが設計より23センチ低いことが判明し、長期間工事が中断した経緯があります。
また、その他にも橋梁の施工ミス(設計ミスも含めて)に関する事件はかなりあります。国交省も、橋梁に関するトラブルがあまりに多いので、今年になって防止策の検討に入ったばかりなのに、早速この体たらくですから、ともあれ官民どちらのミスにせよ、このままでは済まないでしょう。
by nakayama-yutaka
| 2013-09-20 00:16
| 施工ミス
|
Comments(6)
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元土建屋
at 2010-07-26 18:24
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面白い情報をお知らせしますね。
「県道改良工事で橋台が数cm低く施工されたケースでは、
コンクリはつり取りを行い計画高までコンクリートを打ち直した。」
発注者により対応が異なるのはナゼ?
「県道改良工事で橋台が数cm低く施工されたケースでは、
コンクリはつり取りを行い計画高までコンクリートを打ち直した。」
発注者により対応が異なるのはナゼ?
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元
at 2010-07-26 18:28
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「橋台・橋脚の基準高の規格値は計画高の±20mmですので38cmは桁違いの数値です。規格値というのは、いわゆる設計値のことです。施工はこれを目的として測量と施工を行うのです。規格値を外れたものは不良品となるので発注者は引き取りを行うことは出来ないはずです。なぜならば規格値を満たした構造物を作るために、測量費などの諸経費を請負者に支払っているからです。また、今回の場合には38cm低いということは38cm分床掘りが深くなっているはずです。
深さ38cm分の床掘りについて不要な施工を行い、発注者はその費用を施工業者へ支払っているとすれば、不当な支出が行われたということです。
今回の場合、適正に行われていない測量作業費と不要な掘削にかかる費用が過大な支出と思われます。また、管理が未熟と思われるので躯体の配筋の錯誤の有無や躯体コンクリートのひび割れの処理や平面位置についても確認を行うべき。」知人A談でした。
深さ38cm分の床掘りについて不要な施工を行い、発注者はその費用を施工業者へ支払っているとすれば、不当な支出が行われたということです。
今回の場合、適正に行われていない測量作業費と不要な掘削にかかる費用が過大な支出と思われます。また、管理が未熟と思われるので躯体の配筋の錯誤の有無や躯体コンクリートのひび割れの処理や平面位置についても確認を行うべき。」知人A談でした。
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元
at 2010-07-26 20:28
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要約すると「なすべきことがなされておらず、高さ以外でもマズイことがあるんでないの?必要なことがやってないのに金を払っていて、その上に不要なことに金を払っている。」ってことです。
近年、土木業界では経営者が自死を選んだり、従業員が解雇され生活がままならなくなったなどの悲惨なケースが多数あります。
今回のほかにも浜田市内の工事では暗渠配水管の施工不良などのケースが私的調査で明らかになっております。私自身も他社の隣接工事での不良施工の対策で困惑した経験があります。
近年、土木業界では経営者が自死を選んだり、従業員が解雇され生活がままならなくなったなどの悲惨なケースが多数あります。
今回のほかにも浜田市内の工事では暗渠配水管の施工不良などのケースが私的調査で明らかになっております。私自身も他社の隣接工事での不良施工の対策で困惑した経験があります。
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元
at 2010-07-26 20:29
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今回の施工業者の経営陣のビッグマウスぶりも知っています。
不良施工のままで工事が進められるのであれば、御社だけでなく支持政党の関与も噂されていますので御社だけでなく支持政党も同じ穴のムジナと目されるのは本意でしょうか?
(○○新党じゃなく○○旧党でしょ。旧保守のゼニ集め・票集めの手法と変わりなし。)
技術者の良心に従い補修工事を早速実施して、プライドを見せ付けてやろうという気概はないのでしょうか?
不良施工のままで工事が進められるのであれば、御社だけでなく支持政党の関与も噂されていますので御社だけでなく支持政党も同じ穴のムジナと目されるのは本意でしょうか?
(○○新党じゃなく○○旧党でしょ。旧保守のゼニ集め・票集めの手法と変わりなし。)
技術者の良心に従い補修工事を早速実施して、プライドを見せ付けてやろうという気概はないのでしょうか?
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元
at 2010-07-26 20:31
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誤魔化しや天の声に頼ることは、先人達が築き上げてきた土木工事の聖なる精神を踏みにじり、血肉を捧げてきた作業員の尊い努力を無にすることと同義と思います。
経営者の方のおかれましては、福祉施設経営と同様に最低限の品質で良いので公共工事の品質確保に多少なりとも腐心のほどを御願いいたします。
今回のケースは御社のISO認証機関を含め各工程ごとの照査手法の再確認を行い、その結果を公表されることをお勧めします。
(ISO認証機関自体の能力?)
経営者の方のおかれましては、福祉施設経営と同様に最低限の品質で良いので公共工事の品質確保に多少なりとも腐心のほどを御願いいたします。
今回のケースは御社のISO認証機関を含め各工程ごとの照査手法の再確認を行い、その結果を公表されることをお勧めします。
(ISO認証機関自体の能力?)
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