2010年 07月 23日
臨空FP |
写真説明】益田市が貸工場建設のために購入予定の石見臨空ファクトリーパークの未分譲地(益田市虫追町)
卵が先か鶏が先か
無謀な計画をするものだ、賛成議員は落とせ!!
益田市は1997年に分譲開始したが、現在の分譲率は29・6%の石見臨空ファクトリーパークの未分譲地(益田市虫追町)を県土地開発公社から買取り、総事業費2億9千万円をかけて工場2棟を建設し、企業に貸し出す計画を進めている。
売れない土地、企業誘致の望みもない土地を県土地開発公社から買い取る。なぜ買わなければならないのか、返せばよいではないか。
市議からは、貸工場への企業進出の見通しを問う声が相次いだ、というが当然のことだ。損益計算書が読め商業簿記の3級程度が理解できれば、誰だって反対するだろう。
経営能力のない担当職員は、金は借りればよい、70%は返さないでよい過疎債で済ますのだから、県が買ってくれというから買う、公務員の計画は公務員が協力しなければならない。先のことは後の公務員が責任を持てばよいと考えているのであろう。
市議は損益計算書が読める者がそんなにはいない。反対していても来年は選挙がある、執行部に反対議員と烙印押されれば不利になる。市議もどこかの県議や派閥のヒモだ、その県議から賛成してくれと頼まれれば反対はできまい。
競馬場跡地が先ではないか
泥棒捕まえて縄を編むのか、投資対効果は論外なのか
工場賃貸契約もしないで工場建てるのか。製造業や食品加工業の複数社が貸工場に関心を抱いているというが、関心を抱いているというだけでは担保は無い。借主が決まってこういう条件の工場を建てて欲しい、だったら借れる可能性もある。工場建ててこの規模では、この賃貸条件では借られないとなったら、その時はどうするのか。分譲もだめだから工場の賃貸契約が無くても同じことだ。要は上部公務員に顔が立てばよいことだ。
当面の執行部と市議会の争論話題ができた。このことでCATV疑惑も市議定数削減も影が薄くなるだろう。これで市議たちは市民から白い眼で見られなくなりそうだ。その程度の市議は来年の選挙で必ず落とさなければ益田市の将来は無い。
by nakayama-yutaka
| 2010-07-23 00:26
| 益田市政
|
Comments(0)