2010年 03月 30日
津和野町議会選挙 |
道州制が制定されれば町議員も今期限り
「小粒な候補の就職合戦」
採用条件は①非常勤(年間70日程度の出勤が必要です)②報酬は議長職は462万円、副389万円、委員長342万円、議員325万円です。③3期で恩給、永年者には叙勲、議員バッチ等支給優遇します。
人口7千人余りの小自治体の津和野町で、どの議員がどうのこうのといっても、所詮「井の中の蛙」外界が見える議員も見た議員もいない。250票では今回は無理だろうとか、自治会の推薦がなければ無理だとか、新人のあの候補が出たから、等々町政振興の根幹となる発言は何もない。
4月1日号の「津和野タイムス」紙で「小粒な候補の就職合戦」との題目で発刊したが、正にそのとおりである。
町特別職なら公募もできるが、議員を公募できる法は現行ではない。違法性の強い請負建設業社の役員や公務員上がりの天下り色の強い候補らも大手を振って出馬する。人材がいなくても選挙は行われ、その中から選ばなくてはならない。そして議員が決まり、さらに津和野町の疲弊が粗大化する。
公募ができるなら、採用条件は①非常勤(年間70日程度の出勤が必要です)②報酬は議長職は462万円、副389万円、委員長342万円、議員325万円です。③3期で恩給、永年者には叙勲、議員バッチ等支給優遇します。と大見出しでアピールできよう。こんな条件のよい雇用条件は大手企業でもあるまい。例え公募が可能なら一流大学の学生は中退してでも公募してくるだろう。その数20万人は下らないだろう。
それだけに美味しい職業なのだ! 出馬候補はその事を肝に銘じて町民に公約ぐらいはしないといけない。訳も判らぬリーフレットを配布して自負しているようでは町の将来はない。
リーフレットも配布しなく公約もしない、有権者を愚弄した候補には決して投票してはいけない。自分の首に縄を掛けるようなものだ。
人口は減少し経済は疲弊し底の割れた自治体の共同体は、近い将来道州制は制定される。そうなれば津和野町長や議員は一人もいなくなる。今のうちに私腹を肥やすか名誉を享受してもらったほうがよかろう。
議員の魂胆は別として、道州制とは何か考えてみよう。
道州制とは
ー地方自治の形骸化が一挙にすすむ
道州制は、現在の47都道府県を廃止し、全国を10程度の「道」「州」に再編、市町村との二層制にしようというものです。
戦後、地方制度は、基礎的な自治体である市町村と広域自治体である都道府県で構成されてきました。
道州制は、この仕組みを変え、現行の都道府県を廃止し、全国を衆院選比例ブロック程度の規模の10余の道州に再編します。
道州の仕事は、いまの都道府県の仕事の一部と国の仕事を合わせたものとなります。いまでも、都道府県の行政は、住民からは遠い存在と見られている場合が少なくありませんが、道州はさらに広域行政となり、地方自治の形骸化が一挙にすすむ恐れがあります。
市町村合併と一体での推進
さらに重大なことは、財界や政府の将来構想が、道州制導入と一体に30万人規模の300市程度への市町村の大再編を明示しており、首相の諮問機関である地方制度調査会でも、小規模市町村の強制的な再編方向が議論されていることです。
「小粒な候補の就職合戦」
採用条件は①非常勤(年間70日程度の出勤が必要です)②報酬は議長職は462万円、副389万円、委員長342万円、議員325万円です。③3期で恩給、永年者には叙勲、議員バッチ等支給優遇します。
人口7千人余りの小自治体の津和野町で、どの議員がどうのこうのといっても、所詮「井の中の蛙」外界が見える議員も見た議員もいない。250票では今回は無理だろうとか、自治会の推薦がなければ無理だとか、新人のあの候補が出たから、等々町政振興の根幹となる発言は何もない。
4月1日号の「津和野タイムス」紙で「小粒な候補の就職合戦」との題目で発刊したが、正にそのとおりである。
町特別職なら公募もできるが、議員を公募できる法は現行ではない。違法性の強い請負建設業社の役員や公務員上がりの天下り色の強い候補らも大手を振って出馬する。人材がいなくても選挙は行われ、その中から選ばなくてはならない。そして議員が決まり、さらに津和野町の疲弊が粗大化する。
公募ができるなら、採用条件は①非常勤(年間70日程度の出勤が必要です)②報酬は議長職は462万円、副389万円、委員長342万円、議員325万円です。③3期で恩給、永年者には叙勲、議員バッチ等支給優遇します。と大見出しでアピールできよう。こんな条件のよい雇用条件は大手企業でもあるまい。例え公募が可能なら一流大学の学生は中退してでも公募してくるだろう。その数20万人は下らないだろう。
それだけに美味しい職業なのだ! 出馬候補はその事を肝に銘じて町民に公約ぐらいはしないといけない。訳も判らぬリーフレットを配布して自負しているようでは町の将来はない。
リーフレットも配布しなく公約もしない、有権者を愚弄した候補には決して投票してはいけない。自分の首に縄を掛けるようなものだ。
人口は減少し経済は疲弊し底の割れた自治体の共同体は、近い将来道州制は制定される。そうなれば津和野町長や議員は一人もいなくなる。今のうちに私腹を肥やすか名誉を享受してもらったほうがよかろう。
議員の魂胆は別として、道州制とは何か考えてみよう。
道州制とは
ー地方自治の形骸化が一挙にすすむ
道州制は、現在の47都道府県を廃止し、全国を10程度の「道」「州」に再編、市町村との二層制にしようというものです。
戦後、地方制度は、基礎的な自治体である市町村と広域自治体である都道府県で構成されてきました。
道州制は、この仕組みを変え、現行の都道府県を廃止し、全国を衆院選比例ブロック程度の規模の10余の道州に再編します。
道州の仕事は、いまの都道府県の仕事の一部と国の仕事を合わせたものとなります。いまでも、都道府県の行政は、住民からは遠い存在と見られている場合が少なくありませんが、道州はさらに広域行政となり、地方自治の形骸化が一挙にすすむ恐れがあります。
市町村合併と一体での推進
さらに重大なことは、財界や政府の将来構想が、道州制導入と一体に30万人規模の300市程度への市町村の大再編を明示しており、首相の諮問機関である地方制度調査会でも、小規模市町村の強制的な再編方向が議論されていることです。
by nakayama-yutaka
| 2010-03-30 13:51
| 津和野町議会
|
Comments(2)
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by
悲しすぎる
at 2010-03-30 11:56
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道州制となれば島根はどうなる?やってみないとわからないが、アメリカみたいなでデカイ国の話だろ、たかだかカリフォルニア州くらいしかない日本で道州制というのも?しかし明治時代、廃藩置県となり、津和野藩、松江藩などが合わさって島根県になったし、やっぱり考えること、やること歴史は繰り返されるのだろうか。長野市と松本市は超仲悪いのに、無理やり同じ長野県にされた。津和野と日原だって今だってツノつき合わせている。でも、一緒になっちゃったんだから一緒にがんばるしかないのです。特に危機的状況になれば、やれこっちが偉い歴史が古いなどと言っている場合ではない。すべては「リストラ」なのである。大きくまとめて一緒にすれば人件費だって設備だって少なくてすむ。なるほど。やっぱり「金」必要なものまで捨ててしまわないように注意すべきだが果たして津和野町議会の議員数が妥当なのか?数ではない、質を問うべきであるならば、やっぱり多いと思うし、そうなると自然にお引取りいただくべき候補者は見えてくる。
町民こそ「良質」になるべきである。
町民こそ「良質」になるべきである。
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by
悲しすぎるさんへ
at 2010-03-31 12:36
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だから、あなたが町議になって下さい。