2010年 03月 23日
津和野町議選 |
町議選の目的と改革の意義
知恵も汗も出さない議員は黙って立ち去れ!
来月津和野町議員選挙が行われるが、前回と違ったところは何か。一番目立っているところは、津和野の古参議員の続投だ。引退を噂され半分ぐらいは本人もその気になっていたが、いざ辞めるとなるとなんだか寂しくなる。足腰の立つ間は先生せんせいと呼ばれていたい。町は不景気だが、籍を置いていればそれなりの報酬もあり、まだいくらかは影響力も維持できる。それで再出馬を思いついた。
しかし、思いついたが新人の活動は活発で、世間の見る目は「まだやるのか」と言っているのだが、感度の鈍くなった先生方に、その空気は読めない。
それでも今まで作ったこともないのに、新人を真似てリーフレットを作ってみたが書くことがない。「議会基本条例の制定」と書いているが、その内容を聞いても口を濁すだけ。今まで倫理観のカケラもない議会活動をやってきていたのを反省しているのか、殺生を重ねてきて、お迎えが近くなったころに急に信心深くなる年寄りを見ているようだ。
70歳過ぎた高齢者がモノクロコピーのリーフレットを渡し、「貴方のが一番いい」と世辞を言われて喜んでみたものの、家に帰って新人らのと比べてみて恥ずかしくなることはないのだろうか。
先月、新人候補がリーフレットを配っていたのを見つけて、「選挙違反になるぞ!辞めなさい!」と恫喝したばかりで、今度は自ら配って歩いている姿を見るのはなんとも滑稽なものだ。
乞食と議員は三日やったらやめられないというが、何期も議員をやって、評価されるべき功績があれば、ここで「票乞食」をすることもなかろうに、ここまでくれば憐れみを感じる。
「議会基本条例の制定」と書いているが、今までの議会のホームページには何も書いてない。それどころか、3月定例議会で誰が何を質問するのかその要旨も記載されていない。CATVで放映するから記載しなくても良い、他の市町村でも記載しないところがあるからよい、と言って議会改革を阻止し情報開示の認識もない御仁が「議会倫理条例の制定」とは、どうした風の吹き回しか。それとも「窮鼠猫をも噛む」の例えか理解に苦しむばかりだ。
さて、今回は新人が5人も出馬する。新人の多数出馬は町政に新鮮な風が吹いてよいことである。益田市議会では新人が会派を作り、議会改革と市政改革に闊達に挑戦し、「議会基本条例」も議長を説得させ制定に至った。内容はお粗末なものだし、まだまだ足を引っ張る議員も多いが、半歩ばかりは議会改革も進んでいる。さらに市長にマニフェストの執行を要求するなど旧態依然の議会に新風を送っている。
しかし、津和野町新人候補はこのような動きも認識もないようだ。個々には持っているのであろうが、どう活動したらよいのか分からないと言ったほうが近いかもしれない。敢えて名指すならば新人候補の「京村まゆみ」「川田剛」くらいであろう。他の者は公務員上がり(小松洋司)か、自己主張はするが妥協性に欠ける(丁泰仁)、出馬の目的意識のない、バッジをつけてみたいだけの(三浦英二)などで、議会改革や町産業振興の施策にリーフレットの内容や言動からみて期待は持てないようだ。
例えば、新人5人と補選の新人2人(米澤、岡田)と現職の議会改革派(村上義一、道信俊昭)らが団結すれば9人の改革集団となる。そこから正副議長や議会運営委員長を選出すれば、「議会基本条例」など一夜のうちに制定できる。そして重要な津和野町の事業仕分けも可能になる。
これらの若者に町政を付託するぐらいの町民の勇気が必要なときが迫っている。でも公務員上がりの議員は町幹部と一心同体であるから、これらに期待する事はできないが、それでも7人いれば改革はできる。
テレビドラマで龍馬伝が各地でも人気沸騰中であるが、浦賀にペリーの黒船が来航してきたとき、坂本龍馬は若輩の19歳、高杉晋作19歳、吉田松陰22歳、勝海舟24歳であったではないか。
彼らが日本の将来を語った尊皇攘夷の論客である、津和野古参議員は論客でなく論外客である。
65歳以上の生産年齢をオーバーした者、3期以上の年金議員は引退し、後進に道を譲ってはどうか。彼らが全員引退すれば町議選は無投票となり、地域間選挙もなく怨念も残さず、津和野、日原、地域一体感醸成に貢献する事になる。そこから津和野町の発展が始まる。
知恵も汗も出さない議員は黙って立ち去れ!
来月津和野町議員選挙が行われるが、前回と違ったところは何か。一番目立っているところは、津和野の古参議員の続投だ。引退を噂され半分ぐらいは本人もその気になっていたが、いざ辞めるとなるとなんだか寂しくなる。足腰の立つ間は先生せんせいと呼ばれていたい。町は不景気だが、籍を置いていればそれなりの報酬もあり、まだいくらかは影響力も維持できる。それで再出馬を思いついた。
しかし、思いついたが新人の活動は活発で、世間の見る目は「まだやるのか」と言っているのだが、感度の鈍くなった先生方に、その空気は読めない。
それでも今まで作ったこともないのに、新人を真似てリーフレットを作ってみたが書くことがない。「議会基本条例の制定」と書いているが、その内容を聞いても口を濁すだけ。今まで倫理観のカケラもない議会活動をやってきていたのを反省しているのか、殺生を重ねてきて、お迎えが近くなったころに急に信心深くなる年寄りを見ているようだ。
70歳過ぎた高齢者がモノクロコピーのリーフレットを渡し、「貴方のが一番いい」と世辞を言われて喜んでみたものの、家に帰って新人らのと比べてみて恥ずかしくなることはないのだろうか。
先月、新人候補がリーフレットを配っていたのを見つけて、「選挙違反になるぞ!辞めなさい!」と恫喝したばかりで、今度は自ら配って歩いている姿を見るのはなんとも滑稽なものだ。
乞食と議員は三日やったらやめられないというが、何期も議員をやって、評価されるべき功績があれば、ここで「票乞食」をすることもなかろうに、ここまでくれば憐れみを感じる。
「議会基本条例の制定」と書いているが、今までの議会のホームページには何も書いてない。それどころか、3月定例議会で誰が何を質問するのかその要旨も記載されていない。CATVで放映するから記載しなくても良い、他の市町村でも記載しないところがあるからよい、と言って議会改革を阻止し情報開示の認識もない御仁が「議会倫理条例の制定」とは、どうした風の吹き回しか。それとも「窮鼠猫をも噛む」の例えか理解に苦しむばかりだ。
さて、今回は新人が5人も出馬する。新人の多数出馬は町政に新鮮な風が吹いてよいことである。益田市議会では新人が会派を作り、議会改革と市政改革に闊達に挑戦し、「議会基本条例」も議長を説得させ制定に至った。内容はお粗末なものだし、まだまだ足を引っ張る議員も多いが、半歩ばかりは議会改革も進んでいる。さらに市長にマニフェストの執行を要求するなど旧態依然の議会に新風を送っている。
しかし、津和野町新人候補はこのような動きも認識もないようだ。個々には持っているのであろうが、どう活動したらよいのか分からないと言ったほうが近いかもしれない。敢えて名指すならば新人候補の「京村まゆみ」「川田剛」くらいであろう。他の者は公務員上がり(小松洋司)か、自己主張はするが妥協性に欠ける(丁泰仁)、出馬の目的意識のない、バッジをつけてみたいだけの(三浦英二)などで、議会改革や町産業振興の施策にリーフレットの内容や言動からみて期待は持てないようだ。
例えば、新人5人と補選の新人2人(米澤、岡田)と現職の議会改革派(村上義一、道信俊昭)らが団結すれば9人の改革集団となる。そこから正副議長や議会運営委員長を選出すれば、「議会基本条例」など一夜のうちに制定できる。そして重要な津和野町の事業仕分けも可能になる。
これらの若者に町政を付託するぐらいの町民の勇気が必要なときが迫っている。でも公務員上がりの議員は町幹部と一心同体であるから、これらに期待する事はできないが、それでも7人いれば改革はできる。
テレビドラマで龍馬伝が各地でも人気沸騰中であるが、浦賀にペリーの黒船が来航してきたとき、坂本龍馬は若輩の19歳、高杉晋作19歳、吉田松陰22歳、勝海舟24歳であったではないか。
彼らが日本の将来を語った尊皇攘夷の論客である、津和野古参議員は論客でなく論外客である。
65歳以上の生産年齢をオーバーした者、3期以上の年金議員は引退し、後進に道を譲ってはどうか。彼らが全員引退すれば町議選は無投票となり、地域間選挙もなく怨念も残さず、津和野、日原、地域一体感醸成に貢献する事になる。そこから津和野町の発展が始まる。
by nakayama-yutaka
| 2010-03-23 01:44
| 津和野町議会
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Comments(5)
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悲しすぎる
at 2010-03-23 09:50
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個人的観念論がコメントの殆どを占めているという投稿があった。なるほど、私のコメントも具体性が欠けているかもしれない。しかしまずは個人がどれだけの意識を持ち、町を、我々の生活、そして未来を考えているかだと思う。坂本竜馬を素晴らしいと思えるのは、彼に全く私利私欲が見えないからだと思わないか。脱藩し組織に頼らず、自分の全身を使って切り開いた人物は、やはりこの上なく魅力的である。観念的にならざるを得ないがしかし全てはここから始まると思う。名古屋市長が議会にリストラを迫った。議員報酬と人員を半分にするという。「これでは議員になるひとがいない」とある議員。ほほぉぉぉ、本性を出しよったと思った。結局「金」なのだ。報酬ありきでバッジを付けたがるやはり消えていただきたい議員が日本全国にはびこっている証拠だ。津和野町長に同様、このような大英断を主張する力があるかだと思うが、津和野町議も老体が辞退すれば、綺麗さっぱり世代交代ができるではないか。
どうでもいいですが、ペルーが来襲したのは「浦賀」です。中山さん、お疲れですか、でもご愛嬌(笑)
どうでもいいですが、ペルーが来襲したのは「浦賀」です。中山さん、お疲れですか、でもご愛嬌(笑)
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一町民 5
at 2010-03-23 17:44
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そう言えばどこの自治体か忘れましたが、自治体の長と議員報酬を日給制にした所があったように思います。 それに議会を夜開くといった所もあったように思います。 これで議員報酬を何分の1かにしたと思います。 真偽の程、内容は良く覚えていませんが。 津和野もこういった取り組みをするとお金目的の人、私腹を肥やそうとする人が無くなるのではないだろうか。 議員報酬ではなく議会手当だったかもしれません。 未確認です。 管理人さん調べてみて下さい、面白いと思いますよ。
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nakayama-yutaka at 2010-03-23 21:01
「合併しない町」で有名になった矢祭町でしょう。確か、1日3万円だったと思います。しかし、日給制の素人が行政をチェックできるほど甘くはありません。しかるべき専門性のある議員でないと、少ない金でも無駄は無駄になりそうです。
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益田市のとある貧民
at 2010-03-23 22:59
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議員というのは、実際どんな仕事をしているのか・・・というのが、一般市民にはわからない、または、わかりにくいのだと思う。
副業議員が多いので普段は家の仕事や社長職、理事職をやってるのだろう・・・つまりは議員としては働いていないのではないだろうか・・・結局は、議員の仕事ってなんなのでしょう・・・という結論になりますよね
そういう人が多いなら、報酬は調整するべきだし、なくてもいいと思うが、そういう風にすると、生活に困らない地位の人しか議員になることができない現実もある・・・。
はたしてどっちがいいのかは難しい判断ではある。
しかしこれだけはいえる、金をもらうなら一般的にその賃金に見合う仕事をするべきだ
または、それに力を注げるように副業議員でなく、本業議員になるべきだと・・・
余談ですが、ペルーは国の名前でペリーではないでしょうか・・・
ついでに、竜が龍ということです
ちっちゃい人間なので気になりましたもので・・・
大変すみません・・・
副業議員が多いので普段は家の仕事や社長職、理事職をやってるのだろう・・・つまりは議員としては働いていないのではないだろうか・・・結局は、議員の仕事ってなんなのでしょう・・・という結論になりますよね
そういう人が多いなら、報酬は調整するべきだし、なくてもいいと思うが、そういう風にすると、生活に困らない地位の人しか議員になることができない現実もある・・・。
はたしてどっちがいいのかは難しい判断ではある。
しかしこれだけはいえる、金をもらうなら一般的にその賃金に見合う仕事をするべきだ
または、それに力を注げるように副業議員でなく、本業議員になるべきだと・・・
余談ですが、ペルーは国の名前でペリーではないでしょうか・・・
ついでに、竜が龍ということです
ちっちゃい人間なので気になりましたもので・・・
大変すみません・・・
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nakayama-yutaka at 2010-03-24 23:12
議員の仕事はやはり「事業仕訳」でしょう。あれは本来議員の仕事で、「構想日本」を呼んできてやってもらう自治体というのはボンクラ議員しかいないとうことです。益田市長もやりたいと言っているようですが、これに議員が反発しないと、自ら無能を認めているようなものです。
それから、勢いにまかせて書き散らすので種々間違いがあります。後から少しずつ校正するのですが、自分の書いたものを校正するのは難しいものです。これからもミスがあれば指摘してください。
それから、勢いにまかせて書き散らすので種々間違いがあります。後から少しずつ校正するのですが、自分の書いたものを校正するのは難しいものです。これからもミスがあれば指摘してください。